誘導加熱器の製作記録(2)久々のブログ更新!!

お久しぶりです。

色々忙しくてブログ更新ができてなくて、すんません。

前回の投稿から3ヶ月以上も空いてしまっていたんですね

どうやら冬の方がやる気が出るらしいです

 

その間に何もやらなかったわけではないんですけどね

 

ここから本題ですが、

 

誘導加熱をするのに必要な電源がありません!!

 

というのも、誘導加熱をするのに並列共振と直列共振ってのがありまして

(知っていたら読み飛ばしてください)

 

「RLC直列共振回路:共振周波数でインピーダンスが最小となる」というもので要は

加熱用コイルに直列にコンデンサを直列接続するとある周波数で抵抗成分だけとなり電圧は小さいけど電流がものすごい流れるという方式で、これだと配線の発熱がマジでやばいことになります。空き缶で試しましたが、めちゃめちゃ発熱しました。(40Vくらいで約70A!!)

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次に

「RLC並列共振回路:反共振周波数でインピーダンスが最大となる」というものでこちらは

加熱用コイルに並列にコンデンサを直列接続することである周波数で外部から見たらインピーダンスが高く見えますが、LとCで見たらインピーダンスが0Ωのように見えるので、スイッチング素子なんかはあまり発熱しにくいです。

(もちろんコイル単体には大電流が流れますが)

この方式でやっているのがamazonなんかで販売してるZVS誘導加熱装置になります

 

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そしてこの並列共振回路で今回は実現しようというわけです。

ただ、家庭電源のAC100は危なくて使いたくないし(高調波やらなんやらで最悪火事になる可能性もある)

 

正弦波インバータも作ってみたいな〜

(マイブームなんです)

 

なんて考えていたのでひとまず可変できる141V電源を作ってみようと思います。

 

次回は電源作りの話になります。

 

それでは