誘導加熱器の製作記録(1)

今回から誘導加熱を本格的にやっていこうと思います。

誘導加熱をPFC回路から出力してその電圧を可変させて負荷を駆動させようという考えです。

 

最初のうちはハーフブリッジにトランスで絶縁させて負荷(空芯コイルに金属棒を入れただけ)を駆動させていたのですが、どうもそこまで暖まらないな〜といことで色々な記事を見ていると共振?位相を合わせる?何てのを見つけ出してもしかして共振電流を多く流せればもっと温められるんじゃね?ってことでやってみました。

 

 

ハーフブリッジで680kHz付近の信号を駆動させてみた。

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黄色が電圧波形、赤色がCTの波形です。

コイルなので電流波形が遅れています。

「一応温まるけど、なんかそこまであったまらないな〜」

 

 

次にインピーダンスアナライザで共振周波数を調べて共振コンデンサつけて駆動させてみました。

(だいたい共振周波数が100kHz付近?)

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黄色がCTの波形、赤色が電圧波形

電流波形が綺麗じゃありませんが、一応それっぽい(位相があってるのか?)波形になったのでよしとしましょう。超テキトー

「鉄の棒で半田が溶けたw」

 

一応ここまで来るとMOSFETが小さいヒートシンクつけててもまじで熱くなるのでヒートシンク取り付けられる基板を発注しようと思います。

 

次回は基板ができてからの更新になると思います。

(更新ペース遅れてすみません。)